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zoom RSS 今週の漫画「ガラスの仮面」(その1)

<<   作成日時 : 2006/10/04 00:03   >>

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 今日からご紹介する漫画は、説明不要の少女漫画の名作中の名作であり、漫画界の「源氏物語」とまで言える長編・演劇漫画「ガラスの仮面」です!

画像

 安達祐実主演でテレビドラマにもなりましたし、説明不要ですよね!
 美内すずえ先生により執筆された演劇漫画で、少女漫画雑誌「花とゆめ」で20年以上連載され、単行本累計発行部数は5000万部を超える超人気大河作品がこの「ガラスの仮面」です!
 内容を本当に簡単に説明すると、何をやってもうまくできない何の取り得もない少女だった「北島 マヤ」が往年の名女優「月影 千草」にその演技の才能を見いだされ、演劇会幻の名作「紅天女」を演るために様々な困難を乗り越えて成長していく…という話ですね〜。
 
 こう書くと、
”ありがちな展開そうだし、面白そうには感じないなぁ。”と思うかもしれません。事実私もそうでした。
 20年前くらいの少女漫画にはありがちな設定で、ありがちな展開だなぁ〜とあらすじを見て思ったもんです。
 しかし、それは間違いであるということにコミックス1巻を読んだだけで気づきましたね。
 この「ガラスの仮面」を”麻薬的な面白さ”と言った人がいましたが、正にその通りと思います!
 とにかく一度読むと次の巻を読みたくなって仕方がないのですね〜。
 この感情は体験してみないと分かりません!(体験してみて!
 
 今週は3回に渡ってこの「ガラスの仮面」について紹介しますね!

 この「ガラスの仮面」はどうしてこんなに面白いのでしょう!?ほんと麻薬的ですよね!時間が無い時に何気なく読むと命とりになっちゃいます☆

 私はこの面白さの理由は(沢山あるものの)、大きいものとして4つの理由にあるのではないかと考えてます。

 まず第一に、北島マヤの演劇における素質と情熱です。
この漫画では、主人公である北島マヤ演劇における天才として描かれています。
 例えば、
セリフはシナリオを一読しただけ、劇を一度観ただけで全て覚えてしまいます。
舞台では役に完全に入り込み、密接不可分な位の役との一体感を見せます。
本能で観客の関心を引きつける術を知っていたり、観客の呼吸を本能で掴むことができます。
 等々、とにかく舞台女優としての能力を、本当に天才的に発揮するのですね。
 我々読者はこうしたマヤの天才的な才能を観て驚愕し、その凄さに圧倒されるのです。
 そして、普段のドジで取り得のないマヤと比較してそのギャップにやはり驚きを感じるのです。
(特に「ふたりの王女」のアルディス王女役の時のギャップは凄い!)
 こうしたマヤの天才ぶりに読者はある種の畏怖を感じつつも、その素質に憧れも持つのですね。
 また、マヤは演劇に対しての凄まじい情熱を持っています。
 この「ガラスの仮面」では、連載当初からその境遇や平凡な容姿からか、マヤはどんな場面でも他人から虐げられてしまいます。
 舞台で泥まんじゅうを食べさせられてしまうこともありました!
 ライバルの団体の演出家(悪名高い小野寺演出家!)の謀略でコンクールにただ1人で出演したこともありました!
 しかしそういった障害をその恐ろしいまでの演劇への情熱・舞台根性で乗り切って行くのです!
 そのマヤのまるでブルドーザーかのようなパワフルかつポジティブな行動に私たち読者はやはり驚愕するとともに、マヤに対して妨害工作等を行った者を見返してやったような気分になって痛快に感じるのです!
 こうしたマヤの才能や情熱に私たちは憧れや羨望を感じ、今後どういった体験をマヤはするのかという関心が生まれてくるのだと感じています。
 特に、演劇への情熱という部分について強くそう感じますね。
 今の世の中で、ある一つのものに全てをうち捨ててまで情熱を傾けるという人はあまりいないと思います。
そうした情熱を打ち込める対象を持っている人を見守ってみたいと思う感情が、マヤに注目させるのだと思いますね〜。

 第二には、演劇について掘り下げた描写・言及があるということです。
 20年前の漫画にしては正直珍しいと思いますが…。
この「ガラスの仮面」は演劇漫画ということで、様々な演劇を漫画の中で演技することになりますが、それらの演劇の演技テクニック等々についてとても詳細な描写や言及がなされ、非常に深い分析が行われているのです。
 いわば、演劇における専門的な知識が盛り込まれているということです。
 例えば、マヤが演技する場面において、なぜマヤはこういった行動にでたか、ということの非常に深い分析を、登場人物のセリフの形を借りて説明したりするのですね。
 こうした詳細な情報を詰め込むという漫画の手法は、最近のリアリティを求める漫画ではセオリーとして普通に使用されています。(特に科学的な分野を題材にしたものでは。)しかし、20年以上も前の少女漫画で、しかも演劇という芸術的分野においてこの手法と取り入れ、詳細かつ具体的に演劇についての知識を盛り込むというのは、非常に斬新であったと考えられます。(現在においても、芸術的分野の漫画で「ガラスの仮面」ほどこうした情報を盛り込んで描かれている漫画はないんじゃないでしょうかね〜??)
 こうした演劇に対する専門的な言及が、この「ガラスの仮面」を単なる少女漫画としては置かず、演劇漫画としてのリアリティを付加させより面白く見せていると感じています。


その2に続く) その2は→→こちら





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