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zoom RSS 今週の漫画「クローズ」

<<   作成日時 : 2009/12/22 17:01   >>

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 今回紹介する漫画は、今や説明不要とも言えるのではないでしょうか、橋ヒロシ先生執筆のヤンキー(不良)漫画の傑作クローズ」です!!


 皆さんもご存じだと思いますが、「クローズ」は、'90〜'98の期間「月刊少年チャンピオン」に掲載されていた不良漫画ですね!(コミックス全26巻(他外伝3巻)完全版全19巻(他外伝2巻)
 正直言ってマイナーだった雑誌に掲載されていたにもかかわらず、今現在も凄まじい人気を博している不良漫画の金字塔とも言える作品です。

 いや〜、ようやくこの「クローズ」を紹介出来る時がやってきました☆
 私ドラ焼き!は「クローズ」がとっても大好きなんですね〜!
(私の事なんてどうでもいいですか?…でもそんな事言わずに少し私の話も聞いて下さいな(泣)

 よくこの漫画はダウンタウンの松本氏が好きと発言した頃から流行りだした、なんて事をよく言われていますね。
 確かにその頃(鳳仙との抗争の辺りかな?)から、「クローズ」は一般的にも認知されてきたと私ドラ焼き!も感じてました。
 しか〜し、(自慢始まりますよっ。)私ドラ焼き!はそのず〜っと前からこの「クローズ」に注目して、いつも行きつけの書店でチャンピオンを立ち読みしていたのです!!(って立ち読みかよ!という突っ込みはしないで〜(泣)
 ある日何となく平積みされていた「月刊少年チャンピオン」を手に取ってみた所、そこには「クローズ」という題名が。
 『「Close」?”閉ざされた”という事?』と私は題名を見て感じたもんです。
 で、なんとなくその”閉ざされた”という題名のイメージにセンスを感じて、漫画の中身を読み始めました。(ちなみに、「クローズ」が「Crows」と気付いたのは、その3話後位のこと。その際、『”カラス達”かぁ〜〜。センス微妙!だったら、ちゃんと「クロウズ」と書けよなぁ〜。』と思ったもんです。橋先生、スイマセン。。)
 すると、ちょうどいわゆる”県南の5人組”中の3人のテル(藤川 輝)達と黒焚連合との抗争が始まりつつあり、七森工業の平島がキーコ(木島 好一)に派手にぶっ飛ばされる回だったんですね〜。
 内容はそんなにある訳ではなかった(ま、引き立て役が叩きのめされるシーンですからね…。)のですが、その映画的なアングルやコマの使い方、セリフ回し、全体的にクールな雰囲気のタッチ、そして非常に硬派で男臭い展開が今までの不良漫画には無かったと感じられ、私ドラ焼き!はホント一目惚れのような感じで「クローズ」にハマってしまったんですねぇ〜。
 一言で言うと、”不良漫画に大友克洋のセンスを持ち込んだ”とでも言う感じでしょうか!?(ちょっと褒めすぎかな?)

 さて、私と「クローズ」との馴れ初め(?)はどうでもいい(泣)ですが、「クローズ」の内容を簡単に説明しますね。
 主人公の「坊屋 春道」が不良の巣窟である鈴蘭高校に転校してくる所から物語は始まります。
 春道は一見軽くて軽薄そうですが、実は非常に侠気に溢れ、仲間を大切にする”最高の男”であり、喧嘩もバカ強いキャラです。
 鈴蘭や”この街”を舞台に、春道を中心に様々な争いや抗争が発生していくのですが、それをいつもそのバカ強い力と仲間想いの性格ではね飛ばしていく、というのがこの「クローズ」のあらすじですね!
 
 こう書くと、”他の不良漫画と何が違うの?”という感じですよね。
 大抵の不良漫画がこうしたストーリー展開だと私ドラ焼き!も思います。
 言わばありがちな展開であるにもかかわらず、この「クローズ」はとても面白いのです!!
 それは一体なぜなんでしょう!?
 私ドラ焼き!はその理由を大きく言って次の5点にあるのではないかと感じています。

 まず第1点目は、少々前述もしましたが、”映画的なコマ割り(カメラ回し)や描写をする”という点ですね!
 絵の見せ方が映画的というか、印象的な描き方をするんですよね〜。
 絵の構図やキャラを描くアングルが凝っていますし、コマの使い方も映画的な流れを重視したと感じられる構成で、独特の雰囲気を持った作品に仕上がっています。
(この特徴は続編の「WORST」にも引き継がれていますが、「クローズ」の方がより顕著に出ています。)
 正直言って、決して橋先生は絵が上手い訳ではなかった(スイマセン…。)ですが、この独特の”映画的な絵”により、そのマイナスを補って余りある魅力ある作品へと昇華させているという印象です。
 橋先生の最も武器とも言える技術であり、他の人に真似が出来ない部分の1つであると言えると感じてます。(初期はまだまだ荒かったですが、その魅力は十分に出ていると感じます。)
 私ドラ焼き!はこの映画的な演出(?)が非常に大好きなんですねぇ!
 後述している”硬派な展開”とよく合っていて、ホント「クローズ」にバッチリ合った作風だなぁと感じてます!

 第2点目は、”とにかく硬派なストーリーを展開している”という点ですね。
 春道を始め軟派なキャラは多いものの、なんと女性が出てくる事がほとんどなく(笑)、とにかく皆が喧嘩と抗争に明け暮れ、しのぎを削っていくのです。
 基本的に春道が抗争に巻き込まれ、自分のプライドのためや自分の仲間等を守ったりするために闘う、というストーリーなのです。
 そこには男と男の激しい感情と拳のぶつかり合いしかなく、女性が登場するという事はほぼ(というか全く)ありません。
 せいぜいストーリー外でマコが泉と付き合っているとかいう程度で、ストーリーの中心と言える抗争に女性が関わってくる事はありません。
 例えば田中宏先生の「BAD BOYS」とかですと、かなり女性も登場してHシーンも満載(笑)で抗争に絡んでくる事もあるのですが、「クローズ」にはそうしたHシーンの描写や女性が抗争に絡んでくる事は全くありません。(Hに関しては、女性と関係したというセリフはあるものの、肝心の女性は登場しません。)
 大体、「クローズ」でちゃんと顔が描かれる女性はヤス(安田 泰男)の姉さん、マコ(杉原 誠)の彼女の泉くらいしか思いつかない位です。(他は弁当屋のおばちゃんやモブの方々位かなぁ?)
 男(漢)同士の闘いのみ、描かれているのですねぇ。
 ちょっとムサいですが、潔さを感じます
 このおかげで非常に辛い(からい)不良漫画に仕上がっていて、これまた「クローズ」の渋い雰囲気を保持する一助となっていますね。
 この辺にも、橋先生の強いこだわりを感じられて、非常に好印象です!

 関連しますが、硬派で雰囲気があるセリフ回しもいいですよね!
例えば、「またな」と言えばいいシーンでも、わざわざ「いずれな」と言わせてみたり、「〜しなくちゃならねー」みたいにぶっきらぼうな雰囲気を出してみたり…。
 ”橋節”と言えるような特徴あるセリフ回しもこの漫画の硬派でクールなイメージを増幅させていると感じます。
 ドラ焼き!はこのセリフ回しがまた大好きなんですよね〜。
 こうした雰囲気あるセリフも「クローズ」の映画的な雰囲気に一役かっていると感じます。

 第3点目は、硬派な展開が多くありながら、ギャグシーンのテンポもよい事でしょう!
 前述しているように、基本的なストーリーは硬派でクールな雰囲気なのですが、主人公の春道の影響もあり、かなりギャグ的なシーンも多くあります。
 シリアスなシーンとのギャップがまたギャグの面白さを増幅させているという感じがしますね(^^
 春道とリンダマンとの学校等でのいがみ合いとか、かなり笑えるシーンが多いと感じてます。
 特に面白いシーンとしては、鳳仙との抗争時、病院に美藤兄弟が来て10日後にタイマンでケリを付けようと提案しに来たシーンですね!
 春道「おい ヤス 10日後まであと何日だ・・・
 安田「10日ですよ
 このシーンは「クローズ」のギャグシーンの中でも特筆に値する面白シーンだと思います(^^
 
 第4点目としては、不良漫画であり暴力を扱っていながら、決して暗くならず、前向きなストーリー展開がなされているという点です。
 これは主人公である春道の影響が大きいと言えるでしょう。
 春道は前述した通り、一見軽薄で女好きでふざけたヤツと見られますが、実はとにかく友人想いで侠気もあり、しかも筋もしっかり通った気持ちのいい真っ直ぐなキャラです。
 後にゼットン(花澤 三郎)が春道を”最高の男”と称しましたが、正にその言葉が当てはまるキャラと言えます。
 そうした”最高の男”に感化されるかのように、春道と抗争した者達はその身にまとっていた”暗い影”のようなもの(怨念であったり、憎しみであったり…。)をぬぐい去って”爽やか”なキャラへと変貌を遂げていくのです。
 春道の真っ直ぐな精神がそのパンチで注入されたがごとく、春道にぶっ飛ばされた各キャラはその暗い影をぶっ飛ばされてしまうんですね〜。(春道に殴られなくても、一緒にいて感化されていくキャラも多くいますね。(ポンなど))
 こうした春道の力(本人は意識していない特技みたいなもんですね。)が、板東との抗争で荒んでいたヒロミ達を救い、過去の悲劇にとらわれていたリンダマンの心を氷解させ、龍信を改心させ、美藤の悲しみを払拭させていくのです。
 各キャラは春道と闘った後にいつもスッキリした気分になり、皆少なからず変わります。皆前向きに夢に向かって日々を送ろうとする素晴らしい男になるんですねぇ。
 勧善懲悪が明確にされているストーリーと言えると感じますね。
 後味の悪さがなく、読んでいる我々も爽やかな気分になるストーリーだと感じます。
 少年漫画に相応しいと私ドラ焼き!は思います!

 最後の第5点目ですが、とにかく魅力的なキャラが多い!という事でしょうね!
 橋先生はホントリアリティありつつ、個性的であるキャラを生み出すのがホントに上手いと思います!
 女性キャラがほとんど出ず、むさくるしいにも関わらず非常に魅力的なキャラが多いというのは驚愕ですよね!
 流行を追わず決して他人に流される事のない、ポリシーを持ったキャラがばかりであることが魅力的なキャラが多い理由かなぁと感じます。
 私ドラ焼き!は春道も大好きですが、龍信がかなり好きですねぇ!
 あのクールさがいい!
 でも春道の超人的な強さ、明るいキャラも大好きなんですけどね〜。
 
 以上がおおまかな面白さのポイントではないかと感じています☆
 とはいえ、「クローズ」の面白さを語り出すと、ホント止まらなくなります!
 これ以外にも魅力が沢山詰まっているんですよね〜〜。
 不良漫画を敬遠していた方も、ぜひこの「クローズ」は一読ください!
 ホント硬派な”漢の世界”がそこに展開されていますよ!
 
 ドラ焼き!の絶対オススメの漫画です!!

 さて、最後にう・ん・ち・く!
 ま、「クローズ」ファンであれば当然知っているはずの話ですが、この「クローズ」には続編があります。
 春道がいなくなった後の鈴蘭高校を舞台にした「WORST(ワースト)」という漫画ですね。
 この「WORST」にはゼットンを初めとした「クローズ」のキャラやその存在のみが示されていたキャラが初登場していて、「クローズ」の続編でありながら「クローズ」を補完する漫画でもあります。
 「クローズ」を読んだ方はぜひ「WORST」も続けて読む事をオススメします!!
(「WORST」は2009年12月段階でコミックス22巻、外伝1巻出ています。)





いいじゃねぇか、カラスで。
 籠の中に入れられてよぉ、
 飛ぶことも忘れちまう可哀想な鳥に
 比べりゃあ、ずーっといいじゃねぇか。
 俺はカラスで十分だぜ。






<硬派な不良漫画の金字塔!続編の「WORST」と一緒にぜひご一読あれ!>
コミックス全26巻(+外伝3巻)クローズ完全版(+外伝2巻)
です☆)
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