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zoom RSS 今週の漫画「YAWARA!」

<<   作成日時 : 2016/10/24 01:55   >>

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 今回紹介する漫画は、言わずと知れた、巨匠・浦沢直樹先生の大ヒット女子柔道漫画YAWARA!」です☆

 「YAWARA!」は、「ビックコミックスピリッツ」で1986年から1993年まで長く連載されていた青年漫画です!
単行本は全29巻(完全版は全20巻)ですので、結構な長期連載漫画と言えると思います☆

かなり一般に浸透した漫画だと私ドラ焼き!は感じているのですが、みなさんもそう感じてますよね!
某有名女子柔道家にこの漫画にちなんだ愛称が付く位でしたので、かなりのヒット作だったと思います☆

当時リアルタイムで毎週読んでいましたが、浦沢先生の非凡な才能が垣間見える良作で、当時からとても楽しく読ませて頂いた記憶があります!
私ドラ焼き!はホントにこの漫画が大好きで、今でもついつい何度もコミックを読み返しています☆
短大卒業時のフランスチームとの試合、ユーゴスラビアの世界選手権、不戦敗後の松田と柔のクリスマス、そして全ての決戦の場であるバルセロナオリンピック…。
いつ見ても試合に興奮し、そして松田と柔の関係にニンマリさせられちゃうんですよね〜☆

この作品の後に「HAPPY!」や「MONSTER」などのヒット作を次々と生み出す浦沢先生の最初のヒット作と言えるのではないでしょうか?

 簡単に漫画の内容を説明しますと、祖父である「猪熊 滋悟郎」に英才教育を施され、天才的な柔道の才能と実力を持つに至った美人女子高校生「猪熊 柔」ちゃんが、普通の女の子・女性らしく生きていきたいと望み、恋愛などを経験しつつ、その柔道の才能により国際的な柔道選手として大成していくというストーリーになっています。(最終的にはオリンピックで2大会連続の無差別級金メダルという偉業を成し遂げちゃいます。)

 一言で書くと、よくありそう!という感じの柔道漫画に見えるのですが、これが違うんですね〜〜!
 
 何とも言えず、爽やかで情熱的で、そして感動的な作品となっており、とにかく読み進めたくなる作品なんです☆

 この「YAWARA!」の面白さの秘密は、主に次の3点の理由にあるのではないと私は思っています!

 まず1点目は、「柔道」と「美人な女性」とのミスマッチな組み合わせです。
 現在では女性も普通に取り組んでいますが、当時はまだまだ柔道は男くさい競技と考えられていて、女性と結びつくイメージはありませんでした。
 そこに「美人な女子高校生」を登場させ、しかもその女子高校生が柔道の英才教育を受けている柔道の天才として主人公に据えたのです。
 これが当時はエポックな組み合わせでして、そのミスマッチな感じが非常に斬新な展開、内容を生み出していると感じています。

 具体的には、従来柔道漫画というのは、激しい闘い(特にほぼ男同士)がメインに据えられ、重い内容が大半だった訳ですが、そこになんと「ラブコメ」の要素を加え、非常にポップな展開を生み出しています。

 ライバルであるジョディやテレシコワ、さやかお嬢様という強豪と闘いつつも、松田さんや風祭さんとの恋愛に悩む柔の描写や、さやかお嬢様と風祭さんとの関係の描写、富士子さんと花園くんとのぎこちない恋愛関係などなど・・・。

 それらは「柔道」とは最も遠い要素のように感じられる(「柔道部物語」でも柔道には女っけがない!というような描写が多く出てきます…。)のですが、むしろそうした要素をまんべんなく注ぎ込んでいる訳です。

 この辺のミスマッチが絶妙に利いていて、私達は柔道の展開以上に恋愛の展開から目が離せなくなってしまうんですよね〜☆
 これがホント面白いんですっ!

 また、柔の柔道における天才ぶりが凄すぎて、やや現実感をなくしている中にあって、恋愛の要素を効かせることによって、漫画にリアリティさを生み出すことに成功させるという効果もあると感じています。
 これもまた絶妙な取り合わせと感じます☆

 2点目は、1点目とも関係しますが、柔道部分・恋愛部分ともに「王道の展開」であることだと思います。

 浦沢先生は、「YAWARA!」はぜひ売れる作品にしようとして書いたと仰っていましたが、その言葉が示すとおり、この漫画は本当に売れる漫画の王道を行っていると感じます。

 柔道部分においては、それぞれの試合の展開、オリンピックの毎試合の盛り上げ方などについて、いい意味で想像通りの期待を裏切らない内容・結果をしっかりと描いてくれており、非常に爽快感があります。

 例えば、最後の最後まで対戦をさせずに持ってきて、最後の最後のオリンピック決勝で最大のライバル・ジョディと対戦することになり、苦戦しつつもしっかりと完勝(一本勝ち)してオリンピックの金メダルを取得する、というのは王道の展開以外の何者でもありません!
 こうした期待を裏切らない展開がほぼ全てのシーンで見受けられます☆

 また、恋愛部分においても、この王道展開は同様です。

 例えば、柔と松田との関係ですが、はじめは恋愛感情もなかった2人(松田はあやしいですが…)ですが、少しずつお互い惹かれ合っていく過程だとか、その2人を邪魔する恋のライバル(邦子)の存在、そしてこれまた最後の最後、国民栄誉賞授与式という晴れ舞台の際に結ばれるというドラマチックな展開など、これまた王道な展開を見せてくれます。
 特にお互い少しずつ惹かれ合っていく描写は非常に巧みで、さすが浦沢先生!という感じです☆
(その辺はぜひ本作を読んで確認してみて欲しいです!)

 こうした王道の展開が、この漫画を名作にしているとホントに感じます。

 最後の3点目は、キャラの立ったいいキャラクターが多いという点です。
 これはいい漫画全てに言える点ですが、この「YAWARA!」も例外ではありません。

 特に滋悟郎のキャラは、その破天荒ぶりが凄まじく、面白い!!
 主人公の柔は、ほぼこのじいさんに振り回されていく訳ですが、その辺の破天荒ぶりが凄い!
 (柔への愛や自分の柔道への愛なんかもしっかり持っていて、憎まれキャラながら、憎めないのが凄い!)

 松田の熱いキャラ(恋愛には純情)や邦子の陰険な性格(最後は良い人として描かれていますけどね。)、執念深いさやかお嬢様などなど、ホント普通のキャラは全然いないと思える位です。

 特にやはり主人公の柔のキャラが凄い!
 とっても優しく、そして美人で可愛い女性であるにもかかわらず、柔道の達人!
 で、恋愛にはどちらかといえば疎い!
 凄いキャラですよね〜〜。

 こうした素晴らしいキャラクター達もこの漫画の魅力の大きな1つと感じます☆

 まだまだこの漫画の魅力はありますが、主な所は以上3点かな〜と思っています☆
 
 「柔道なんて嫌い〜。」という方も、ぜひ一回は読んでみてください!!






ずっと好きだった!
(このセリフ、漫画では柔と松田のどっちが言っているのかよく分からなかったのですが、テレビスペシャルでようやく柔が言っていると分かりました☆)





<女子柔道漫画の金字塔!
 ぜひご一読あれ☆>









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